団体の部で技を披露する早稲田大の拳士たち=いずれも足立区の東京武道館で
2024年少林寺拳法都大会(都少林寺拳法連盟主催、東京新聞、東京中日スポーツ後援)が21日、東京都足立区の東京武道館であり、小学生からシニアまで約1200人の拳士が出場した。
大会は、個人や団体、年齢やレベル別に分かれて行われた。
少林寺を始めて4年目という矢野葵弓さん(9)は、高校教員で少林寺歴25年の父将弘さん(5段)と、2人一組で技を披露する演武に出場した。見事、上段蹴りを決めた葵弓さんは「気持ち良くやれました」と笑顔だった。
防具を装着し、突きや蹴りで相手と直接対戦する運用法では、男子の部を東京大4年の寺田健人3段が制した。「相手のパンチに、蹴りをカウンターで合わせることができた。練習でやってきた通りの試合ができた」と満足そうに話した。
運用法の女子の部は、立教大4年の長谷川瑞初段が関東大会に続いて優勝。「焦らず相手の動きをしっかり見て攻撃できた。関東王者の名に恥じない試合をしたかった」と振り返った。(竹下陽二)
演武に親子で出場した矢野将弘さん(左)と葵弓さん
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