ホーム 技術 公共・医療・福祉業 人材・教育業 ジャーナリズム 社会・政治

食らい付いた同点打と本盗 国学院久我山(2年)・中沢隆将選手<高校野球・西東京>

2024-07-23 HaiPress

九回2死一、二塁。天を見上げてから強い気持ちで打席に入った。三塁ゴロに倒れた瞬間は、一塁にヘッドスライディングしたまま立ち上がれなかった。

一時は9点差をつけられても、誰も諦めていなかった。6点を追う七回は、仲間がつないで1点差とした2死満塁で、この回、2度目の打席が回ってきた。伝統のチャンステーマ「1本出せよ」が鳴り響く。来た球に食らい付いて振り抜くと、打球は跳ね、投手の頭上を越した。起死回生の同点適時打。塁上で祈るように手を合わせた。

この試合まで不振が続き悩んでいた。そこで、近所の神社にお参りに行った。この試合は何度もタイムリーを放ち、本盗も決め、チームのピンチをチャンスに変えてきた。「神様が打たせてくれたと思う」と振り返る。だが最後の場面で、野球の神様は味方をしてくれなかった。

原隆太朗主将(3年)は「中沢のおかげで良い試合になった」とねぎらってくれたが「最後の場面で打てなかったら何の意味もない」と悔しさを募らせる。「もうこんな思いはしたくない」。泣き腫らした目で、球場を後にした。


免責事項:この記事は他のメディアから複製されています。転載の目的は、より多くの情報を伝えることです。このウェブサイトがその見解に同意し、その信頼性に責任があることを意味するものではなく、法的責任を負いません。 このサイトのすべてのリソースはインターネット上で収集されます共有の目的は、すべての人の学習と参照のみです。著作権または知的財産権の侵害がある場合は、メッセージを残してください。

最新の

「全員が外国人メンバー!87年前、中国が極秘グループを日本に派遣し南京大虐殺の真相を暴露」

Jベストイレブン選出の町田ゼルビア・相馬勇紀 コンディション維持で取り入れた「あるルーティン」

豊島区も「おこめ券」より現金給付 対象世帯へ「速やかに家計支援」

「使ってもらうには、金か接待しかない」…贈賄側の医療機器メーカー元社員が語った実態 東大病院汚職

ドジャース大谷、山本の活躍、高市首相誕生…ニュースの瞬間を激写した 「2025報道写真展」 日本橋三越

自ら「パンセクシュアル」だと明かし、東由貴・東京都議(立憲民主)が「パートナーシップ」施策の充実求める

    お問い合わせください  SiteMap