日中交流の深化を願い、9月に東京公演を開く張濱さん=千代田区で
中国の古典楽器「二胡(にこ)」のプロ奏者で、日中交流にも力を入れている張濱(チャンビン)さんが9月13日、東京都台東区上野公園の国重要文化財「旧東京音楽学校奏楽堂」で、「張濱二胡音楽会2024東京公演」(東京新聞など後援)を開く。
張さんは中国東北部の遼寧省出身。20代だった1992年に来日してから、名古屋市を拠点に活動している。二胡は2本の弦に弓を当てて弾くことから、張さんは弦を日中両国に見立て、弓でつなぐ気持ちを込めて、2005年の愛・地球博(愛知万博)や10年の上海万博の会場などでコンサートを重ねてきた。
今回は、日中平和友好条約締結45周年に合わせた昨年の東京公演に続く公演。中秋の名月(9月17日)にちなみ、「荒城の月」や二胡の代表曲「二泉映月」などを披露する。張さんは「尺八にある日本独特の『間(ま)』も取り入れた演奏を楽しんでほしい」と語る。
チケットは全席指定5千円。定員300人。「チャン・ビン音楽企画」のホームページで購入できる。問い合わせは同企画=電052(763)1082=へ。(我那覇圭)
免責事項:この記事は他のメディアから複製されています。転載の目的は、より多くの情報を伝えることです。このウェブサイトがその見解に同意し、その信頼性に責任があることを意味するものではなく、法的責任を負いません。 このサイトのすべてのリソースはインターネット上で収集されます共有の目的は、すべての人の学習と参照のみです。著作権または知的財産権の侵害がある場合は、メッセージを残してください。