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灯りに願う 被災地復興、平和 高尾山薬王院でライトアップ

2024-08-27 HaiPress

青くライトアップされた仏舎利塔(左奥)の前で執り行われた灯りの巡礼=八王子市で

東京都八王子市の高尾山薬王院で24日、仏舎利塔を青く照らし、世の中の平穏や健康を祈願する「灯(あか)りの巡礼・夕涼みライトアップ」が営まれた。参道の春日灯籠や紙灯籠にも明かりがともされ、境内は幻想的な雰囲気に包まれた。

ライトアップは新型コロナウイルス禍の2020年、医療従事者に感謝を表そうと始めたのがきっかけで、以後毎年開催している。

仏舎利塔の前では、高尾山薬王院貫首(かんす)の佐藤秀仁僧正(しゅうじんそうじょう)が「柴燈(さいとう)護摩」を執り行い、被災地の復興や世界平和を祈願。200人以上の参拝客が高く立ち上る護摩の赤い炎と、青く浮かび上がる仏舎利塔を見守った。

八王子観光コンベンション協会の「夏の高尾山清涼体感めぐり」の一環。高尾山では31日まで、スタンプラリーや江戸風鈴の演出を実施する。(長竹祐子)


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