総選挙で1位を獲得した葛飾北斎「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」(すみだ北斎美術館提供)
江戸時代の画家葛飾北斎が得意とした波の作品と、北斎に影響を受けた画家らの波をモチーフにした作品を展示し、来場者に好きな絵を選んでもらう企画「大波小波総選挙」が、東京都墨田区のすみだ北斎美術館であった。北斎の代表作で、新千円札の裏面にもあしらわれている「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」が圧倒的な人気で1位になった。
6~8月に開かれた企画展のイベント。6~7月の前期と7~8月の後期に、それぞれ波が登場する作品12点ずつ(前後期に重複作品あり)を紹介し、来場者にシールを貼って投票してもらった。
「神奈川沖浪裏」は前後期合わせて2779票を集め、前後期の2位作品の合計得票数に2倍近い差をつけた。学芸員の千葉椎奈さんは「いろいろな波の絵があると知ってもらえたと思う」と話していた。(鈴木里奈)
作品の人気投票「大波小波総選挙」のパネル=墨田区亀沢のすみだ北斎美術館で
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