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消火ドローンにAIロボ…消防の現場がハイテク機器で変わる 東京消防庁が導入進めるアイテムの数々

2025-12-02 HaiPress

高さ20メートルの建物火災を消火するドローン。化学物質が漂う事故現場を偵察する人工知能(AI)ロボット。東京消防庁がハイテク機器の開発、配備を進めている。いずれも国内の消防に導入されれば初めてとみられる。先端技術の活用は国も推進の方針を打ち出しており、関係者の期待が高まっている。(米田怜央)

◆消防車や消防隊員が火元に近づくのが難しくても

東京消防庁が三菱重工業と開発している消火活動用ドローン。上部にプロペラがつき、下部に放水用の部品が取り付けられている=東京都江東区で

10月3日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれていた産業展の一角に、銀色に輝くドローンが初披露された。東京消防庁が本年度に2億4000万円を投じて三菱重工業と共同開発する消火活動用ドローン。高さ1.1メートル、幅、奥行き1.4メートル。20メートル以上の高さまで飛行できる。上部のプロペラを円筒の耐熱樹脂が覆い、下部に放水用の部品が取り付けられていた。部品を切り替えれば消火用の薬剤を投てきできる。

開発の背景にあるのは、狭い道と中高層建物が入り組む東京の地形だ。道が狭いと消防車は火元に近付けない。一部の中層マンションは内部に送水用配管を設置する義務がなく、隊員がホースを持って階段などで上がる。昨年11月に文京区であった猪口邦子参院議員宅での火災はそうした悪条件が重なり、鎮火に9時間近くかかった。ドローンは中高層建物や危険な場所での初期消火への活用が期待されている。来年度の検証を経て、2027年度に実用化する計画だ。

◆歩行ロボが消防隊員の代わりに危険箇所を偵察

東京消防庁に導入される四足歩行ロボット「スポット」のモデル(東北エンタープライズ提供)

本年度に納入予定なのは、偵察用の四足歩行ロボット「スポット」。米国の「ボストン・ダイナミクス社」製を6900万円で1機購入する。体温を検知するカメラと、放射性物質などの測定機を備える。工場事故や化学テロ、がれきが重なる現場での使用を想定。要救助者の有無や化学物質の拡散状況を把握す...

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