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東久留米市長選挙 候補者2人は初日に何を訴えた? 現職と新人の一騎打ち 投開票は14日

2025-12-08 HaiPress

東京都東久留米市長選は7日、告示され、いずれも無所属の現職富田竜馬さん(48)=自民、公明推薦=と、新人で市民団体役員の古谷高子さん(67)の2人が立候補を届け出た。投票は14日に行われ、即日開票される。選挙人名簿登録者数は6日時点で9万7415人。

両候補は届け出後、早速市内で第一声を上げ、有権者に支持を訴えた。内容は次の通り。(鈴鹿雄大)

◆富田竜馬さん「次の50年を見据え、市は変わらないといけない」

演説する富田竜馬さん

富田さんは正午すぎ、西武池袋線東久留米駅西口で「山積している課題に目を背けることなく、皆さんと一緒に乗り越えたい」と第一声を上げた。

初当選した4年前はコロナ禍で、前例のない対応に当たりながらも、公共施設マネジメントの基本方針を示して進めた実績をアピール。現在の物価高騰対策に触れた上で「取り組みや実績を次につなげていく」と力を込めた。

選挙戦で掲げるのは「新しい東久留米」。公共施設の老朽化や人口減少に直面する中、「今の住みやすさを守っていくため、次の50年を見据え、市は変わらないといけない」と述べた。

応援には地元選出の木原誠二衆院議員や近隣の市長らが駆けつけた。

◆古谷高子さん「みんな平等の立場で東久留米市をつくっていきたい」

支持を訴える古谷高子さん

古谷さんは午前10時半、西武池袋線東久留米駅西口で第一声。「国の言いなりになるのではなく、市民の声から政策をつくっていきたい」とマイクを握った。

「生活に苦しむ人は自己責任と自身を責める人もいるが、困ったときの支えになるのが役所の仕事」などの思いを抱いたといい「政治家を目指してきたわけではないが、できることはやろうと思った」と語った。

現市政については、市民の声を反映しきれていないとの評価。これから市民と市職員の対話などが政策を考えるため有効になるとして、「みんな平等、対等の立場で東久留米市をつくっていきたい」と語った。

選挙戦には共産党のほか、社民党支部の支持を受けて臨んでいる。

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