東京都江東区の木材会館で19日、シンポジウム「中大規模木造は、みんなの手に届くか。」(AQグループなど主催)が開かれた。木材・木造建築の有識者や学識者らが、延べ床面積が300平方メートルを超す木造オフィスや倉庫などを増やすための具体策を考えた。地域の工務店などから約200人が参加、オンラインで1万人以上が視聴した。

中大規模木造建築の普及について議論したシンポジウム=東京都江東区で
大阪・関西万博で木造の大屋根リングを手がけた建築家の藤本壮介さんらが登壇。林業と連携した循環型社会の実現や地域産業の振興と地域活性化を後押しするための木造建築の必要性などを説明、意見を交わした。
住宅メーカーAQグループ(アキュラホーム)の加藤博昭社長は未来の子どもたちのためにも、鉄やコンクリートより環境負荷が少ない建築物を増やす必要があると強調。「今、木造建築普及の転換点にある」と、木造の中大規模建築物が広がることの必要性を訴えた。(古川雅和)
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