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<駅メロを訪ねて 人と街のものがたり>JR高田馬場駅 地域もり立てる「アトム愛」

2026-03-24 HaiPress

壁画前のJR高田馬場駅早稲田口=東京都新宿区で

JRと西武線、東京メトロが乗り入れる高田馬場駅(東京都新宿区)を降りると、ここが「鉄腕アトム」の街だと感じさせるものが多数ある。JR駅の発車メロディーは、昭和30年代から放送されたTVアニメの主題歌をアレンジしたメロディーで、高架下には手塚治虫さん(1928~89年)が手掛けた、アトムをはじめとするキャラクターたちが並ぶ巨大な壁画が二つある。界隈(かいわい)は早稲田大や専門学校、日本語学校も多いことで、アジアンタウンのようなにぎわいも見せている。

駅メロは2003年3月から使用されている。アトムが同年4月に高田馬場にある科学省で生まれた設定であること、手塚さんの権利関係を管理する手塚プロダクションが近くにあることで地元の高田馬場西商店街振興組合がJR東日本に働きかけて実現した。開始当時はまだ首都圏での「ご当地駅メロ」が少なく、当初は2カ月間の期間限定だったが、大好評となり現在まで続いている。これが火付け役となり、ご当地メロディーが広がっていった経緯がある。

JR線高架下の壁画=東京都新宿区で

壁画は1998年4月にJR線の高架下、2008年3月に西武線の高架下に設けられた。振興組合が早稲田大や新宿区、手塚プロのサポートも得て実現させた。JR側は「ガラスの地球を救え」という、手塚さんが生前に遺(のこ)した環...

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