原爆投下前後の街並みや人々の生活を伝える展示=豊島区で
広島や長崎の原爆被害を伝える「原爆被災パネル展」が15日、東京都・豊島区役所のとしまセンタースクエアで始まった。原爆投下の前と後の街並みや人々の生活を写真や文章で紹介している。入場無料。18日まで。
区は1982年、23区で初の非核都市宣言を実施。毎年8月には平和推進事業の一環で、東京大空襲や原爆関連のパネル資料数点を区役所廊下などで展示してきた。
今年は規模を拡大し、パネルとポスター計47点を紹介。被爆直後の長崎で赤ん坊に授乳する母親の写真ポスターには「どんな気持ちで、子どもを抱いているのだろう」という問いが書かれている。来場した明治大の平田秀樹さん(19)は「実際に目の前で原爆が投下されたらどう思うかと、想像させられた。戦争はダメだと思う」と話した。
17日午後2時から、戦時中の長崎を舞台にした映画「祈り-幻に長崎を想う刻-」の無料上映会も同じ会場で開かれる。(中村真暁)
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