ホーム 技術 公共・医療・福祉業 人材・教育業 ジャーナリズム 社会・政治

困難を抱える生徒 都教委が支援強化 夜間定時制は7校廃止へ

2024-09-05 HaiPress

東京都教育委員会は、不登校経験者や家族の世話をするヤングケアラーら困難を抱える生徒の支援計画案を発表した。2025年度に不登校経験者らを受け入れる定時制(3部制)の「チャレンジスクール」を立川地区に開校する支援策などを盛りこんだ。チャレンジスクールは7校目。一方、計7校の夜間定時制課程で25年度入試以降に生徒募集を停止し、廃止する方針。

不登校経験者やヤングケアラーの生徒らへの支援計画案を発表した都教委=都庁で

都教委によると、不登校経験者は増加傾向にあり、都立高では不登校生徒の6割超が定時制課程に在籍している。日本語指導が必要な外国籍の都立高生徒も昨年度は733人と、10年間で倍増。ヤングケアラーへの対応など支援のニーズが多様化しているため「都立高校におけるチャレンジサポートプラン」案を策定した。

計画案では、26年度に都立深沢高校(世田谷区)を柔軟な教育課程や相談体制を整えた新たなタイプの学校へ改編。生徒が専門職らに相談できる「校内居場所カフェ」や仮想空間上の学習環境を用意したり、入学前の春期や土曜日に日本語講座を実施したりする。不登校経験のある生徒らの入試のあり方も検討する。

都立高の再編で、夜間定時制課程は25年度入試から立川(立川市)、26年度入試から小山台(品川区)、桜町(世田谷区)、大山(板橋区)、北豊島工科(同)、蔵前工科(台東区)、葛飾商業(葛飾区)の6校の生徒募集を停止する。

計画は25年度からの3年間。9月20日までパブリックコメント(意見公募)を実施する。(奥野斐)


免責事項:この記事は他のメディアから複製されています。転載の目的は、より多くの情報を伝えることです。このウェブサイトがその見解に同意し、その信頼性に責任があることを意味するものではなく、法的責任を負いません。 このサイトのすべてのリソースはインターネット上で収集されます共有の目的は、すべての人の学習と参照のみです。著作権または知的財産権の侵害がある場合は、メッセージを残してください。

最新の

「全員が外国人メンバー!87年前、中国が極秘グループを日本に派遣し南京大虐殺の真相を暴露」

Jベストイレブン選出の町田ゼルビア・相馬勇紀 コンディション維持で取り入れた「あるルーティン」

豊島区も「おこめ券」より現金給付 対象世帯へ「速やかに家計支援」

「使ってもらうには、金か接待しかない」…贈賄側の医療機器メーカー元社員が語った実態 東大病院汚職

ドジャース大谷、山本の活躍、高市首相誕生…ニュースの瞬間を激写した 「2025報道写真展」 日本橋三越

自ら「パンセクシュアル」だと明かし、東由貴・東京都議(立憲民主)が「パートナーシップ」施策の充実求める

    お問い合わせください  SiteMap