JR東海の丹羽俊介社長は27日、東京都内で記者会見し、リニア中央新幹線の第1首都圏トンネル北品川工区について「7月29日にシールドマシン(掘削機)から通常と異なる音を確認したため(掘進を停止して)点検を行っている。原因は調査中」と明らかにした。復旧の見込みは立っていないという。

記者会見する丹羽俊介・JR東海社長=27日、東京都千代田区で(嶋田昭浩撮影)
同社によると、シールドマシンの停止位置は東京都品川区西品川1付近。地表など周辺環境への影響は見つかっていない。
同工区では、昨年10月28日に地下トンネル工事現場のほぼ真上にある区道交差点の路面が隆起し、同社はリニア工事が原因との調査結果を発表したが、その後、再発防止策を施したとして掘削を再開していた。
第1首都圏トンネルでは東京都町田市の小野路(おのじ)工区でも、7月31日に掘進中のシールドマシン先端のカッターヘッドが停止。固い地盤にかみ込んだのが原因とみられ、今月26日に掘削を再開した。周辺環境への影響はないことを確認したという。(嶋田昭浩)
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